幼少の頃から、「人間は何故生まれ、何故死んでいくのか」、「人間とは何ぞや」という疑問を追求し続ける。1971年、永遠の心の師、高橋信次師と巡り会い、師の説く『心と行いの法則』――「人間としての心の在り方」「反省を通しての心の浄化と行い」「調和への道」というものを基に実践探究。その結果、「人間の永遠の生命、あの世の存在」「人間はじめ全てのものの生まれ変わり、輪廻転生の事実」というものを発見し、人間として誰でも行わなければならない人生の目的と使命というものを知るに至る。
師の下では、講演・出版・個人相談等に携わった。師亡き後は、全国各地よりの講演依頼により、千葉を拠点に30年近くに渡り、900回にも及ぶ講演を行う。
著者自らの今世での心の体験、様々な現象や臨死体験を通しての肉体と心の関係、あの世とこの世の関係、また過去転生においての体験を紐解き交えながら、「永遠の生命として、毎日の生活の中で、人間として心はどうあるべきか」ということを全国各地で説いて歩く。
全国で著者の話を聴く人は多かったが、「組織は、人の心を縛ってしまう」という観点から、組織を一切造らず、誰でも自由参加の講演を一貫して行う。
早くより自ら予言していた通りの時間を全うし、2003年11月、82歳の生涯を閉じる。1921年 生まれ 福島県出身
著書に『佛の道』『佛の手のひら』『佛の教え』(ひかり出版社)がある